愛知県豊田市に「雨楽な家・爽」が完成しました。
今回の建物は室内の壁を大壁(柱を見せない壁)で施工しました。
大壁のメリットは、建築コストを下げることができることと、
内装をスッキリとした空間に仕上げることができます。
しかし、デメリットとしては、広い壁面に漆喰の塗り壁をすると
壁面の仕上げに割れが出てしまう心配があります。
このデメリットを解消するために、大壁で漆喰仕上げを施工できる
「ルナファーザー」を採用しました。
参考URL:https://www.runafaser.co.jp/
ルナファーザーは下地の紙クロスの上から
「ホタテしっくい」を塗装して仕上げます。
ホタテの貝殻はポーラス(孔)が大きく詰まりにくいため、
しっくいの性能効果が高い材料です。
また、誰が塗ってもムラになりにくい塗料になっているので
汚れの補修や塗り替えをする際には、DIYすることが可能です。
従来のしっくい壁でのメンテナンスを心配される方は
採用してみてはいかがでしょうか。
内藤