法隆寺のヒノキの柱は樹齢2000年ですが
1300年たった今でも丈夫です。
ヒノキには樹脂が多く含まれていて
虫からの食害を防いでいることも
長寿の大きな要素になっています。
ヒノキの中心部には抗菌作用がある物質
「ヒノキレジノール」が含まれます。
ヒノキ材は、ヒノキレジノールのおかげで
腐りにくく、耐久性が高いと考えられています。
法隆寺のヒノキの柱が丈夫な理由です。
ヒノキは木の中にある水H2Oと大気中の
炭酸ガスCO2からH2O2を作り出します。H2O2とは
過酸化水素水いわゆるオキシドール、消毒液です。
抗菌作用を高めているわけです。
ヒノキの長生きの秘密が
「雨楽な家」の耐久性の秘密でもあるのです。
鈴木