おにたのぼうし
先日の節分の夜の事。 中3の息子が,
「今年から豆まきはしない」と申します。
その日の朝礼で、校長先生が紹介された
一冊の絵本が原因のようです。
昭和44年初版の「おにたのぼうし」という名作絵本。
気のいい鬼の子おにたが、節分の夜、貧しい病気の
母と子を喜ばせる、ちょっとせつない作品です。
絵本の中の、おにたは、天井の梁の上にいるのです。
幼い息子が「はりってなに?」と尋ねても、2×4の
我家では、うまく説明できなかった事を思い出します。
その点、梁がたくさん見える「雨楽な家」では
子供達に本物の梁を見せて、説明してあげられますね。
お宅の家の、梁の上にも気のいい鬼の子が住んでいて
幸せを手助けしてくれているかもしれませんよ。
坂井
ポプラ社 「おにたのぼうし」より