『富岡製糸場』

お盆休みを利用して
群馬県の富岡製糸場へ行ってきました。
明治時代初期に建てられた木骨煉瓦造の建築物で
構造材は県産材の杉を利用しています。
当時、世界最大規模である操糸場と2棟の繭倉庫は
着工からわずか一年で完成し
日本の大工の腕の高さを物語っています。
 
屋根は瓦葺きで壁の大部分を占める煉瓦も
瓦職人が作ったとのことでした。
煉瓦を接着するためにはモルタルではなく
漆喰を利用しています。
「雨楽な家」と同じような材料を使い
2度も大きな震災を免れています。
来年の世界遺産を目指しているそうで
ぜひ登録してほしいと思いました。

小竹