『美しく古びていくもの』

山口県の新山口駅と島根県の津和野駅を結ぶ
約63kmの区間を今も走り続ける「SLやまぐち号」。
SLファンでなくても警笛が聞こえるとわくわくしてきます。
正月の帰省中に偶然近くを通ったら
警笛が聞こえたので停車駅に行ってみました。
正月運行の最終日、1日1往復という
限られたタイミングでしたが見ることができました。
このC56形160号機は昭和14年に製造されたもの。
73年もの歳月が新たに深みを増し重厚に感じられました。

住宅も「雨楽な家」のように本物の素材で造ったものは
無垢の柱や床、漆喰壁など年数が経つことでの魅力もあり
経年変化を楽しみながら住んでいる人も
多いのではないかと思います。

村上