伊勢神宮の内宮にある
宇治橋が11月に架け替えられました。
20年毎の式年遷宮の4年前に行われています。
杭はケヤキですがその他はヒノキで出来ています。
長さは101.8メートル、俗界と聖界との架け橋といわれ
日本百名橋にも選ばれている美しい木の橋です。
宇治橋の外側には高さ7.44メートルの大鳥居が立っています。
この鳥居は御正殿の棟持柱が用いられ、
20年後には鈴鹿と桑名の神宮遥拝の鳥居に使われます。
御正殿の棟持柱として20年、宇治橋の鳥居として20年、
さらに遥拝の鳥居として20年。
御用材として、合計60年の務めを果たします。
風雨にさらされながら大鳥居として
60年の務めを果たすヒノキの対候性に脱帽です。