『140年前の棟上げ』

明治6年に文部省が子どもたちのために刊行した
教育錦絵の中の「棟上げ」の錦絵です。

大工さんと鳶(とび)職人さんが協力しあい
人力で柱を立て、梁をかけているようすが
生き生きと描かれています。
足場には細くても丈夫な杉丸太が使われ
わら縄で結んで固定されています。
木造軸組の家は日本の気候風土に最適な家として
昔々から連綿と住み継がれてきました。
「雨楽な家」によって私たちは職人さんの手仕事を
次代の子どもたちに伝えたいと願っています。
(錦絵は筑波大学付属図書館HPを引用しました)

荻野