愛媛県の内子町には重要伝統的建造物群が建ち並ぶ
町並み保存地区があります。明治から大正にかけて
木蝋生産(化粧品、クレヨンなどの材料)が盛んで、
当時は日本一の生産量を誇った地区だそうです。
築100年を超える建物が建ち並ぶ様子は重厚感があり
しっくいの白壁で統一された町並みはいつ見ても美しく
何故か懐かしく、残していくことの大切さを感じました。
古い建物を改修したトイレもひと工夫。
木造建築の木組みによるアプローチに圧倒されます。
中に入るとトイレから見える木格子越しの風景に
日本の家屋のよさを忘れさせない
地元の方の心遣いを感じました。
村上