松山市で住宅が着工しました。今回の住宅は
フラット35Sの「耐久性・可変性に関する基準」を
満たした住宅となっています。耐震性、省エネ性と
比べるとあまり聞きなれないかもしれませんが、
使用材料の劣化の軽減や日常の点検・清掃・補修など
の維持管理が容易にできる仕様とするなど住宅を
長持ちさせるための重要な基準のひとつです。
その基準の中に室内の専用配管(給排水管など)を外部に
出すときは、コンクリート内(基礎の立上り部分は除く)に
埋め込んではいけないという基準があります。
基礎へのコンクリート施工前にスリーブベンド管(さや管)を
事前に埋め込むことで、将来床下の配管が劣化しても
容易にメンテナンスができるようになっています。今回の
配管工事以外にも重要なポイントがいくつかありますので
現場の施工とともに紹介していきたいと思います。
村上