『石壁と茅葺きの家』

神秘の島、韓国の済州島に行ってきました。
火山岩の石垣が、漆喰などの接着材を何も使わず
家や畑のまわりに積まれ、それが風物詩となっています。
昔の家は石と木でつくられ、屋根はススキの茅葺きで、
風で飛ばないようネットをかぶせたような姿が特徴です。
村の入口などに石でできた守護像といわれる
トルハルバン(石のおじいさん)が立っています。
腕を前に出し、右手が上だと文官、
左手が上だと武官を表しているのだとか。
石が火山島ならではの独自の文化を築いていました。

荻野