『節もよう』

 
琵琶湖の東岸、近江八幡を街あるきしました。
天秤棒をかついで全国を行商した近江商人ゆかりの地です。
白壁の土蔵が軒をつらね、近江商人の繁栄の跡を物語ります。
 
木と漆喰のコントラストが絶妙で思わず見とれていると
木の節がいきいきと目玉みたいで今にも動きだしそう。
「買い手よし、売り手よし、世間よし」の
「三方よし」を座右の銘として全国を営業に歩いた
近江商人の魂が息づいているかのようでした。

荻野