旧東海道をテクテク逆あるきしています。
これまで京都三条大橋から瀬田唐橋まで歩きましたが
今回は瀬田唐橋から草津宿まで約10キロの道のりです。
草津宿は東海道と中山道の分岐点、という交通の要衝。
写真の右の道が鈴鹿峠や桑名へつながる東海道、
左の道が美濃や信濃へつながる中山道です。まんなかに
「右東海道いせみち、左中山道美のぢ」という道標が立っています。
〔東海道と中山道の分岐点〕
下の写真は、草津宿本陣の田中七左衛門家。
本陣とは大名など要人が宿泊や休憩をした地元の名主の家で
浅野内匠頭や吉良上野介、新撰組の土方歳三も宿泊したとか。
門の左脇に「細川越中守宿」と書かれた木の関札が
本日のVIP客を誇示するかのように立っていました。
参勤交代の西国大名や家臣たちが通った宿場町を
今は平成の人々が自転車で通りすぎてゆきます。
荻野
〔草津宿本陣〕