「信楽の狸を見に行こう!」
子供を連れて、日本六古窯のひとつ
滋賀県の信楽を訪れました。
滋賀県で古くから商売をされているお家には
商売繁盛の縁起物として、たいてい
信楽焼の「狸(他抜き)」が飾られていました。
災難から身を守る笠や信用を意味する通い帳など
その姿形には八つの意味があり、これを
「八相縁起(八相縁喜)」と言うそうです。
「お母さん、信楽の狸って、もしかしてあれ…?」
生きた狸に会えると思っていた、と涙目の娘。
しばらくご機嫌斜めでしたが
土の味・質感あふれる素敵な器の山を前にして
自分用を選び始めたら、元気になりました。
向井