『ギャッベ』

ギャッベは、イラン南西部の地方に住む遊牧民族によって
昔から織り続けられている手織りの敷物です。
毛足が長くざっくりとした風合いで、冬はあたたかく、夏も快適。
素材は羊毛、ヤギの毛、らくだの毛などで
色は草木染という100%天然もの。
図柄は、身近な動物などをモチーフに
下絵なしで織るのだそうです。
 
近年のギャッベ人気上昇に伴い、機械織りなどの
「ギャッベ風絨毯」が増えているとのこと。
できることなら、遊牧民族の手仕事による天然素材の
「本物」を手にしたい。
ギャッベの伝統製法が受け継がれ
いつまでもその良さが失われないことを願います。

向井