『お節句』

子供の初節句で親から「鎧兜」をもらいました。
 
「鎧兜」の後部に赤い糸で編んだ部分があるのですが、
この編み目のことを「威毛(おどしげ)」と呼ぶそうです。
緒を通す、相手を驚かすなどが言葉のルーツらしく、
この編み方は鎧兜の基本で、職人の腕の見せ所とのこと。
頂いた鎧兜の作者の方は、戦国時代から受け継がれている
この技術を大切にしていて、業界では有名な方だそうです。
 
息子の成長に感謝しつつ、「鎧兜」に戦国武将のように
強くなってほしいと願うばかりです。

伊藤