雨楽な家BLOGBLOG
伝統と快適が融合したリノベーション
愛知県豊田市の「雨楽な家」の会員工務店が、築41年になる
平屋の本格的な和風住宅を知人から譲り受け、リノベーションした後に販売いたしました。
その建物は、かつて神社の社務所を兼ねていたという由緒ある建物。
地元の桧や杉といった良質な木材を使い、熟練の職人たちが
丁寧に造り上げた、まさに「本物」の和風住宅です。
立派な和風庭園や美しい石垣も健在で、日本の伝統的な美意識が息づいています。
伝統を活かし、快適性をプラス
リノベーションを施工するにあたり、建具・襖・障子・欄間・書院といった、日本の伝統的な職人の手仕事は残して、新築では決して出せない味わいを醸し出すことにこだわりました。
一方で、現代の暮らしに欠かせない快適性を高めるため、サッシはすべて断熱サッシに取り替えました。これで冬の寒さ対策も万全です。
酷暑を乗り切る自然の知恵
今年の記録的な猛暑でも、この家は本当に涼しく快適でした。
瓦屋根と屋根裏、そして土壁の家は、まさに昔ながらの知恵の賜物。風通しの良い和室続き間の間取りが、心地よい風の流れを生み出し、エアコンに頼りすぎない暮らしを可能にしてくれました。
和風の家と家具をこよなく愛する素敵なご夫婦が、この家を購入されました。
日本の和風住宅の良さを活かしたリノベーション物件で、建築費が高騰した現在、
リーズナブルにマイホームの入手が実現されたことに満足されていました。
展示用に置いていた無垢の木の座卓や囲炉裏テーブル、飾り棚も気に入っていただき、まとめてご購入。
さらに、庭の入り口に数寄屋門と下がり松の植栽をご依頼いただくなど、ご自身の理想とする
「和の暮らし」を楽しまれるご様子に、私たちも大変嬉しく思っています。
「雨楽な家」は、新築だけでなく、今回のような日本の伝統的な住まいの良さを
未来に繋ぐリノベーションにも力を入れています。古いものを大切にし、新しい快適を加える。
これからも、お客様にとって本当に価値ある住まいづくりをご提案してまいります。