雨楽な家BLOGBLOG
春の訪れを告げる“だるま市”
先月、春の訪れを告げるお祭りとして盛大に行われる
“三原神明市”(広島県三原市)に行ってきました。
縁起物のだるまを多くの露店で販売していて、“だるま市”とも呼ばれています。
赤くてゴロンとしたフォルムのだるま。
実際に持っているという人は少ないかもしれませんが、私はこのだるまが大好きなのです。
なんとも言えない味わいに気持ちが和みます。
会場にはおよそ500もの露店が軒を連ね、多くの人と露店で埋め尽くされた通りは圧巻でした。
お祭りのシンボル“神明大だるま”は、高さ3.9m、直径2.9m、重さ約500kgあり、日本一大きいそうです。
訪れた人は「家内安全」や「商売繁盛」など、思い思いの願いを胸にだるまを買い求めます。
だるまとは、達磨大師(だるまだいし)の顔が描かれた、倒れても
ひとりでに起き上がる人形のこと。このモデルとなった達磨大師は
5世紀後半のインドで王子として生まれ、長い修行を経て中国に渡ったと言われています。
壁に向かって9年間座禅をし続けたことや、150歳まで生きたという言い伝えが残っています。
意思の強い存在感、厳しい修行をしながら倒れても倒れても起き上がる…そんな姿が
さまざまな願いをかなえてくれる縁起物となり、民間信仰の中で息づいてきたのです。
だるまの丸い形は、ゆったりした法衣を頭からかぶり、顔だけを出して座禅を組む達磨大師の姿を現しています。
だるまは普通、目が入っていない状態で売られています。
この理由は、自分で「願」⇒「眼」を入れるという事をするためです。
仏像を作る際、彫師は最後に目を入れる事により、仏像に「魂を入れ込む」とされています。
同様の考えで、だるまにも目を入れる事により、魂を入れ込むのです。
祈願する時に心を込めて祈りながら片目だけを入れて(大安の日が良いと言われています)、
願いが達成できたら、もう片方の目を入れます。
「開運招福」「大願成就」「家内安全」「商売繁盛」など
どんな願いもドンと引き受けてくれる、ありがた~い存在です。
最近のだるまはオーソドックスな赤だけでなく、青・白・黄・黒…とカラフルです。
本来の赤は古来より「魔除け」を象徴する色だそうですが
色によって込められている意味が分かれています。
赤…家内安全・開運吉祥
青…学業向上・才能向上
白…受験合格・目標達成
黄…金運・幸運UP
黒…商売繁盛・事業繁栄
緑…身体健勝・才能開花
桃…恋愛成就・愛情運UP etc…
それぞれの色の特徴をよく掴んでいて、本当に願いがかないそう!
新年度の抱負と願いとともに、家にだるまを置いてみるのはいかがでしょうか。
わが家のだるまさん達