雨楽な家BLOGBLOG
本格的な冬が始まる前に
11月はじめの立冬が過ぎ、先日は真冬並みの強い寒気「冬将軍」が到来しました。
北陸での積雪のニュースに日本にも冬がやって来たようです。つい先日まで夏だったような気温
が続いて、あたたかい洋服や寝具を勧めるテレビCMにもあまりピンと来ていませんでしたが、
いよいよ本格的な冬支度が必要になりそうですね。
日本庭園の冬の風物詩でもある「雪吊り」も冬支度をするこの時期ならではの風景
寒くなり暖房器具を使い始めるこの時期は、空気が乾燥し季節風が強く吹くため、火災の
件数も急激に増えるのだそうです。しまっておいた暖房器具を使い始める際には以下の
ような注意・点検が必要です。
●石油ストーブ・ファンヒーター
石油ストーブ・ファンヒーターにはホコリがついていないか点検して掃除します。油受けにある給油フィルターの汚れや、ファンヒーターの空気取入口などもほこりがたまりやすいので要チェックです。給油口の口金がゆがんで灯油が漏れたりしないか、コンセントのプラグにホコリがたまっていないかにも注意が必要です。
タンクに残っていた古い灯油は、変質して不完全燃焼などの原因になってしまう可能性があります。灯油を購入したガソリンスタンドや灯油配達業者などに処分してもらい、使わないようにしましょう。
タンクから漏れた灯油に引火する再現実験
経済産業省サイトより引用
●ホットカーペット
ホットカーペットはしまう際に折れ曲がったり、上に重いものを置いて変形したり、中の熱線が痛んで
いないかをチェック。電源を入れた時にランプが点滅していたりすると、修理・点検の合図の場合も。
説明書などを確認して、無理に使用しないようにしましょう。
ホットカーペットの耐用年数は4〜5年と言われています。超えている場合は買い替えも検討しましょう。
●薪ストーブ
「雨楽な家」のお客様も取り入れられている薪ストーブも、春から秋のオフシーズンのうちに
掃除や点検をすることをオススメされています。毎年、点検を終えて薪の用意を済ませて、
シーズン最初の火を入れる瞬間はやはり格別なのではないでしょうか。
急に寒くなり、冬支度がバタバタになってしまいそうですが、これもまた季節の楽しみです。
家族がこの冬を安全・快適に過ごすためにも、器具の点検や掃除はお忘れなく。