雨楽な家BLOGBLOG
木造軸組工法とは?
家を建てる時の建築工法として『木造軸組工法』という言葉を聞いたことがあると思います。
この『木造軸組工法』って一体どんな工法でしょうか。
『木造軸組工法』とは、主に、柱や梁といった軸組で支える、木構造の工法のひとつです。
日本の伝統工法を発展させたもので『在来工法』ともいわれます。
木造軸組工法と比較検討される工法として『2×4(ツーバイフォー)工法』とよばれる木造枠組壁工法があります。
2×4工法とは、壁4枚と天井と床、合わせて6枚の面で組み立てていく方法です。
柱や梁などの軸で建物を支えるのではなく、壁などの面で建物を支える工法で、アメリカで開発されました。
木造軸組工法は、面で支える2×4工法と比べて、壁の位置や窓の大きさに制限が少なく
間取りなどを自由にアレンジできます。大きな開口部(窓)をとることができるため
明るく開放感のある家づくりも可能です。多種多様な開口部をたくさん設けることも可能で
換気や通風性が良くなり、湿気が溜まりにくく、カビの繁殖を抑えるなど、住環境に良い影響を与えます。
土地の形状に合わせて敷地を有効に使いやすいことも特徴です。後々に増改築をする際にも
間取りの変更がしやすく、ライフステージの変化に柔軟に対応できます。
このように『木造軸組工法』は、間取りの自由度が高く、狭小地でも建てることができ
高温多湿の日本の気候風土に適した工法だといえます。